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値下げウォッチ

2026年7月の値下げ動向

2026年7月、1都3県で価格を下げた売出物件は27,181件、上げたのは4,784件でした。値下げの件数は在庫量に連動しますが、下げ幅の中央値は在庫量と切り離して、売主がどこまで譲ったかを示します。

不動産種類別値下げ率

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一棟収益・区分マンション・戸建・土地の値下げ率中央値と、その推移、2026年7月の内訳。件数は在庫量に連動しますが、下げ幅の中央値は在庫量と切り離して、売主がどこまで譲ったかを示します。

一棟収益
5.3%
前月比 ±0.0pt
1,613件
区分マンション
4.0%
前月比 −0.2pt
10,967件
戸建
3.9%
前月比 −0.1pt
10,400件
土地
7.4%
前月比 +0.1pt
4,201件
種別値下げ件数値下げ率中央値下位2割の下げ幅前月比値上げ件数
一棟収益1,6135.3%10.0%0.0pt380
東京都8345.0%9.1%0.0pt204
神奈川県2945.1%9.7%-0.4pt73
埼玉県2176.3%11.1%+1.1pt42
千葉県2315.6%10.0%+0.2pt52
区分マンション10,9674.0%7.5%-0.2pt2,294
東京都6,6433.8%6.8%-0.2pt1,342
神奈川県2,3334.4%8.3%-0.2pt477
埼玉県1,1754.5%8.6%-0.6pt251
千葉県8155.0%10.7%-0.2pt223
戸建10,4003.9%7.2%-0.1pt1,261
東京都2,3383.9%7.2%+0.2pt289
神奈川県2,8853.8%6.7%+0.2pt310
埼玉県2,8853.7%6.9%-0.1pt361
千葉県2,1844.2%8.3%0.0pt238
土地4,2017.4%16.0%+0.1pt849
東京都1,2576.0%12.4%-0.1pt294
神奈川県1,0696.7%13.8%-0.1pt135
埼玉県9588.4%16.9%+0.5pt181
千葉県87010.0%25.0%+0.4pt234
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検索は現在値下げ中の物件を返します。本号が集計した2026年7月の値下げとは対象がずれます。

想定条件

  • 「値下げ」は、同じ物件の価格改定履歴で直前の売出価格を下回った改定1件を指します。値上げと据え置きは数えていません。
  • 値下げ率は(直前価格 − 改定後価格)÷ 直前価格。掲載しているのは月ごとの中央値で、平均ではありません。
  • 集計は価格を改定した日を基準にしています。
  • 対象は1都3県の売買物件。公開中・成約を問わず、その月に価格改定があったものを数えています。
  • 「下位2割の下げ幅」は、値下げの5件に1件がこれ以上深いという水準です。
  • 都県の行で色が付いているのは、その種別のその列で最も大きい値です。列ごとに向きが違う(件数・下げ幅・前月比・値上げ件数)ため、色は大小だけを指し、良し悪しは示していません。

データ解説

  • 2026年7月、1都3県で価格を下げた売出物件は27,181件、上げたのは4,784件で、値下げが値上げの5.7倍でした。
  • 2026年7月の値下げ率中央値は、土地が最も深い7.4%、戸建が最も浅い3.9%。差は3.5ptで、土地の売主は戸建の約1.9倍を譲っています。
  • 土地は中央値7.4%が最も深いだけでなく、深い側の裾も最長です。5件に1件は16.0%以上下げており、同じ種別の中でも当たり外れが最も大きい状態です。
  • 2026年7月の一棟収益の値下げは1,613件、率の中央値は5.3%で、5件に1件は10.0%以上下げています。
  • 2026年7月の土地の値下げは4,201件、率の中央値は7.4%で、5件に1件は16.0%以上下げています。
  • 4種別とも前月比は最大0.2ptに収まりました。2026年6月と2026年7月で売主の譲り方はほぼ変わっていません。

値下げ率中央値の推移

想定条件

  • 種別ごとの値下げ率中央値。件数ではなく率を描いています — 価格改定の重複排除を2026年6月に修正しており、それ以前の件数は比較できないためです。

データ解説

  • 一棟収益の値下げ率中央値は、期間初めの3ヶ月平均4.9%から直近3ヶ月平均5.4%へ0.5pt深くなっています。
  • 掲載期間で明確に動いたのは一棟収益だけで、0.5pt変化しています。残る3種別の変化はその半分未満で、横ばいと見るべき水準です。
  • 掲載している13ヶ月のうち、一棟収益の値下げが最も深かったのは2025年12月の5.6%でした。

エリア別値下げ率ランキング

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東京都の市区町村を値下げ率中央値の深い順に。10件以上のエリアのみで、母数が小さいため順位は月ごとに動きます。

一棟収益

データ解説

  • 2026年7月の一棟収益で値下げが最も深い東京都の市区町村は中央区の9.0%(10件)です。掲載は10件以上の23エリアに限っています。
  • 上位8エリアのうち8が23区です。一棟収益で値下げが深いのは郊外ではなく都心側に寄っています。
  • 掲載している23エリアの幅は、中央区の9.0%から目黒区の2.3%までです。

区分マンション

データ解説

  • 2026年7月の区分マンションで値下げが最も深い東京都の市区町村は青梅市の6.3%(24件)です。掲載は10件以上の41エリアに限っています。
  • 上位8エリアのうち6が多摩です。区分マンションで値下げが深いのは都心ではなく郊外側に寄っています。
  • 掲載している41エリアの幅は、青梅市の6.3%から北区の3.1%までです。

戸建

データ解説

  • 2026年7月の戸建で値下げが最も深い東京都の市区町村は墨田区の8.2%(27件)です。掲載は10件以上の46エリアに限っています。
  • 上位8エリアのうち6が多摩です。戸建で値下げが深いのは都心ではなく郊外側に寄っています。
  • 掲載している46エリアの幅は、墨田区の8.2%から稲城市の1.7%までです。

土地

データ解説

  • 2026年7月の土地で値下げが最も深い東京都の市区町村は荒川区の13.9%(10件)です。掲載は10件以上の41エリアに限っています。
  • 上位8エリアのうち7が多摩です。土地で値下げが深いのは都心ではなく郊外側に寄っています。
  • 掲載している41エリアの幅は、荒川区の13.9%から渋谷区の3.3%までです。

不動産種類別値下げまでの日数

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売り出してから価格が初めて動くまでの日数の中央値。

データ解説

  • 売り出しから最初の値下げまでは、一棟収益が中央値147日間と最も長く、土地が112日間と最も短くなっています。

再値下げと値下げ後の成約率

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二度目の値下げに至る頻度と、値下げが成約につながった割合。

不動産種類別値下げ回数の分布

想定条件

  • 過去12ヶ月に値下げした物件の、値下げ回数の分布です。

データ解説

  • 戸建は4回以上値下げした物件が9,111件で、3回の8,941件を上回ります。回数が増えるほど件数が減る他の種別とは逆で、下げ止まらない在庫が積み上がっている状態です。
  • 過去12ヶ月に値下げした戸建79,119件のうち46.3%は2回以上下げています。土地は30.0%で最も低い値です。

値下げ後90日以内の成約率

想定条件

  • 90日の追跡が必要なため、対象は2026-04に値下げした物件です。当月ではありません。

データ解説

  • 2026年4月に値下げした一棟収益1,558件のうち、90日以内に成約したのは205件、13.2%でした。残る86.8%は3ヶ月後も売れていません。
  • 2026年4月のコホートで値下げが最も効いたのは土地の22.8%、最も効かなかったのは区分マンションの6.7%です。
  • 最も効いた土地と最も効かなかった区分マンションで3.4倍の開きがあります。同じ幅を下げても、種別によって成約に届く確率が変わります。

データについて

  1. 集計は price_changes の record_date ベース。updated_at はマージ・ジオコーディング・バックフィルで現在時刻に飛ぶため使っていない。
  2. 「値下げ」は同一物件の直前の売出価格を下回った改定を指す。重複排除はアプリ層の3ヶ月窓。
  3. 市区町村別は 10 件以上のエリアのみ。各数値の横に件数を併記している。
  4. 成約率のコホートは 2026-04 に値下げした物件で、初回値下げから 90 日以内の成約を追跡したもの。
  5. 前年同月比は掲載していない(上記の重複排除の経緯による)。

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