Urbalyticsロゴ Urbalytics
Blog

関連記事

番町学区「50㎡で月50万円」?麹町の売出価格は茗荷谷の2倍、賃料の差は四割どまり

番町学区「50㎡で月50万円」?麹町の売出価格は茗荷谷の2倍、賃料の差は四割どまり

番町・麹町のマンション売出単価は茗荷谷の約2倍だが、同程度の面積の募集賃料は約四割高い水準にとどまる。「50㎡で月額50万円」という物件は、直近一年間の募集データには一件も見当たらなかった。 千代田区立番町小学校(撮影:江戸村のとくぞう / Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0) 学区を扱った記事に登場する二つの数字 11月5日、マネーポストWEBは千代田区の「名門公立小学校」である番町小学校と麹町小学校を紹介した。記事の中で、不動産ジャーナリストの榊淳司氏は二つの見方を示している。学区内のマンション価格は、文京区茗荷谷周辺の約 2倍 、月額賃料は㎡当たり約 1万円 で、50㎡の2DKなら月額 50万円 に達するという。 記事の背景には、東京23区の中古マンション価格が依然として高水準に…

エリア・物件スポットライト
李瀟
東京ミッドタウン日本橋が竣工:周辺の賃料はどこまで伸びるか、一棟利回りはすでに薄い

東京ミッドタウン日本橋が竣工:周辺の賃料はどこまで伸びるか、一棟利回りはすでに薄い

東京ミッドタウン日本橋は 2026年9月30日 に竣工し、野村ホールディングス、第一三共の本社、バンク・オブ・アメリカの日本拠点が順次入居している。人形町、茅場町、小伝馬町周辺で賃貸物件を保有するオーナーが見極めたいのは、すでに生じている需要と、2027年、さらには2040年まで待つ必要がある需要の違いだ。加えて、周辺の一棟物件の売出利回りに、こうした期待がどこまで織り込まれているかも確認したい。 竣工した施設と、まだ開業していない施設 日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の区域面積は約 3ヘクタール 。三井不動産と野村不動産が参画し、A・B・C街区に既存の日本橋一丁目三井ビルディング(D街区)を加えた四つの街区で構成される。銀座線・東西線・浅草線の日本橋駅に直結する。 主棟はC街区の日本橋野村三井タワーで…

エリア・物件スポットライト
羅興開
船堀の築34年の社員寮を80戸の賃貸へ改修、賃料は新築にどこまで近づくか

船堀の築34年の社員寮を80戸の賃貸へ改修、賃料は新築にどこまで近づくか

船堀駅近くの築34年の旧社員寮が、解体せずに80戸の賃貸住宅と地下1階・地上1階の店舗に改修される。周辺で築古物件を保有するオーナーが見極めたいのは、耐震性能や設備を新築並みに改修したとき、賃料が新築にどこまで近づくかだ。それによって、建て替えではなく改修を選ぶことで見込む増収を、実際に得られるかが決まる。 船堀駅徒歩3分、社員寮を賃貸80戸と店舗11区画へ 健美家の2026年11月2日の現地報道によると、この旧社員寮は都営新宿線の 船堀駅徒歩3分 に位置し、敷地面積は約 2,340㎡ 、SRC造の地下1階・地上6階建て。改修後は地下1階と地上1階を店舗とし、計 11区画 のうち4区画でテナントが決まっている。2階以上は 80戸 の賃貸住宅となり、内訳は1LDKが38戸、2LDKが32戸、3LDKが10戸。間取…

エリア・物件スポットライト
李瀟
Author

羅興開の他の記事

大江戸線の練馬延伸:2040年の三駅、今日の賃料はまだ織り込んでいない

大江戸線の練馬延伸:2040年の三駅、今日の賃料はまだ織り込んでいない

練馬区は2026年10月1日に「大江戸線延伸――沿線まちづくりデザイン」を公表した。計画で暫定とされた駅は、土支田、大泉町、大泉学園町の三駅で、開業の目標はおよそ2040年である。投資家にとって肝心なのは、開通するかどうかではない。駅ができるまでの十数年のあいだに、賃料や利回りへすでに上乗せされた分があるかどうかだ。今日の募集データが示す答えは、現時点では見当たらない、というものである。 計画で決まったことと、まだ決まっていないこと 練馬区が公表した設計と報道によると、決まっているのは次の点である。暫定駅三駅の位置、およそ2040年という開業目標、区が積み立てている延伸基金(2025年度末で約125億円、2026年度は報道によればさらに約30億円を積み増し)。道路では、補助230号線の用地取得率が約73%である…

エリア・物件スポットライト
羅興開
新宿中央公園北西側に39階建て計画:周辺の賃貸物件をどう評価するか

新宿中央公園北西側に39階建て計画:周辺の賃貸物件をどう評価するか

新宿中央公園北西側の街区更新の具体案が示されたが、周辺の賃貸物件の評価は、あくまで現時点の賃貸収入から組み立てるべきだ。 新宿中央公園の北側、高層ビル群の狭間にある街区で再開発が予定されている。健美家が10月21日に報じた計画で、新宿区が公表した9月4日の景観まちづくり審議会資料には、建物規模と予定スケジュールが示されている。 計画には 地上39階、約160メートル の複合棟が含まれる。住戸の下層に商業・オフィスを配し、建物外周には緑化と歩行・滞留のための空間を設ける。周辺で賃貸物件を保有するオーナーにとっては、入居者が日々通る動線がどう変わるのか、新築棟がどのような既存物件と競合するのかを確認したい。 着工前の計画は、どこまで進んでいるか 事業名は「(仮称)西新宿六丁目西・新宿中央公園北西地区第一種市街地再開…

エリア・物件スポットライト
羅興開
門前仲町で780戸の開発計画:既存ファミリー賃貸への影響をどう見るか

門前仲町で780戸の開発計画:既存ファミリー賃貸への影響をどう見るか

門前仲町の新街区は分譲、シニア向け賃貸、日常の買い物を同一ブロックに集約。周辺賃貸の機会は、対象顧客と日常動線ごとに分けて評価する必要がある。 執筆:羅|情報確認日:2026年10月16日 780戸が越中島に供給、まずは各セグメントの対象を整理 野村不動産は10月16日、「TOKYO BLUE LINC」の全体開発計画を公表した。所在地は江東区越中島一丁目。東京科学大学が保有する約1.7haの土地を活用し、分譲住宅、シニア向け賃貸住宅、商業施設を一体的に整備する。周辺オーナーにとっては、具体的な競合条件が目の前に現れた格好だ。入居検討者は新街区の間取り、共用施設、買い物利便と、既存住宅の月額負担を直接比較できるようになる。 総計 780戸 のうち、「Proud City 門前仲町」が 667戸 (このうち非分譲…

エリア・物件スポットライト
羅興開

Urbalyticsを今日から使い始めましょう

登録は10秒、クレジットカード不要。過去の売出・価格改定履歴を今日から無料で確認できます。

収録期間
10年+
トラッキング物件数
550万件
対応エリア
一都三県
対応種別
マンション・一棟収益・戸建て・土地