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羅興開
羅興開
Urbalytics 共同創始者
来日5年。北京・上海などで都市開発や不動産運営に携わり、クロスボーダープロジェクトやスマートビル導入において豊富な経験を有する。現在はUrbalyticsの運営と戦略実行を担い、コミュニティ運営や制度設計、不動産価値への影響に注目し、実務家の視点から社会課題を読み解く。

記事一覧

金利が1カ月で0.37ポイント上昇、締結済みの契約は解約できるのか
市場分析

金利が1カ月で0.37ポイント上昇、締結済みの契約は解約できるのか

10月のフラット35の最頻利率は 3.83% へ上昇した。だが、あなたの損失額を左右するのは金利表ではなく、契約書に記されたローン特約の内容だ。 住宅金融支援機構が公表した2026年10月のフラット35最頻利率は、「融資比率9割以下・新機構団信付・返済期間21年以上35年以下」という最も一般的な条件で年利 3.83% に。9月は3.46%だった。1カ月で0.37ポイントの上昇だ。 数字だけを見ると軽く受け流しがちだが、実際の借入に当てはめると体感はまったく違う。5,000万円を35年元利均等で借りた場合、9月に契約した人の毎月返済は約20.5万円、10月契約では約21.6万円—— 毎月約1.08万円の増 、35年累計で 約455万円 の差となる。さらに2023年4月の「1%台前半」の世界に基準を戻すと、同じ借入…

羅興開
非居住者でも日本でローン購入は可能、ただしハードルは「年収」に明記されている

非居住者でも日本でローン購入は可能、ただしハードルは「年収」に明記されている

日本でも非居住者向けに融資する銀行は確かにある。ただし 年収1000万円 という一線が、問い合わせの段階で大半をふるい落としている。 銀行トップのインタビューが、普段見えない扉をわずかに開いた 10月6日、『週刊エコノミストOnline』に東京スター銀行頭取・伊東武氏のインタビューが掲載された。記事の主役は台湾の顧客とTSMC熊本の駐在員であり、ひと目には華語圏の購入検討者とは関係が薄い。 ただし本文中に二度読みたい一節がある。同行は2014年に「東京招福星」という不動産ローンを開発し、「所定の審査を通過すれば非居住者でも日本国内不動産の購入資金として利用できる」と明言している。 長らくSNSで「日本にいなくても借りられるか」と探ってきた読者にとって、これは銀行トップからのほぼ唯一のポジティブな回答と言える。伊…

市場分析
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首都圏賃料が過去1年の最高値を更新、5駅で明暗分かれる

首都圏賃料が過去1年の最高値を更新、5駅で明暗分かれる

首都圏賃料が過去1年の最高値を更新、5駅で明暗分かれる 東京カンテイ(TOKYO KANTEI、不動産調査会社)が9月16日に公表した2026年8月の三大都市圏における分譲マンション賃料データによれば、首都圏の平均賃料は4,242円/㎡で前月比+0.8%、3カ月連続で上昇し、過去1年の最高値を更新。東京都は平均4,985円/㎡で、5,000円目前の水準。 不動産投資の判断は「都県平均」に留めるべきではありません。urbalytics の rent_stats で同一都県・同一対象を「駅」粒度まで落としてみると、代表的な5つのハブ駅の動向に明確な分化が見られます。 一、元データの要点:4都県のうち3県が過去1年の最高値を更新 東京カンテイのデータは「分譲マンションを賃貸募集する際の賃料を㎡単価に換算」したものを基…

Urbalyticsガイド・事例
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一駅違いで賃料差22%:和光市駅北口再開発は施工準備段階へ、プレミアムは未だ織り込まれず

一駅違いで賃料差22%:和光市駅北口再開発は施工準備段階へ、プレミアムは未だ織り込まれず

一駅違いで賃料差22%:和光市駅北口は施工準備段階へ、価格差はなお据え置き 和光市駅は東京メトロ網で唯一、埼玉県内に位置する駅で、有楽町線と副都心線の終点であり、東武東上線と相互直通しています。南に一駅進むと東京都板橋区の成増です。2026年8月以降、同駅北口の再開発では、施工予定者の公募、換地計画の諮問、臨時バス停設置の予算計上という3つの進展が相次ぎました。 投資家にとって重要なのは「再開発でプレミアムが出るか」ではなく、「今回はどの工程が動き、その工程は過去にどの程度の価格反応と結び付いてきたか」です。まず進捗段階を整理し、そのうえで当社の募集賃料および売出しデータで、現在の価格差がどの水準にあるかを検証します。 今回の告知で進んだのは“段階”であり、“工期”ではない 北口再開発の都市計画決定は2024年…

エリア・物件スポットライト
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新機能リリース | Urbalytics賃料計算ツール:過大表示の利回りを見抜き、実勢賃料を把握

新機能リリース | Urbalytics賃料計算ツール:過大表示の利回りを見抜き、実勢賃料を把握

日本の不動産投資で、こんな疑問を抱いたことはありませんか? -運用中の収益物件で、長年賃料が上がらない。 賃料設定は低すぎないか?どの程度引き上げられるのか? -仲介に「想定賃料20万円/月」と提示されたが、どうにも水増し感がある… -一棟収益の投資を検討中。仲介から「想定収益」を示されたものの、 当該エリアの実勢賃料 が分からない—このエリアの賃貸市況はどうか、礼金・敷金はいくらが一般的か?それとも礼金・敷金ゼロが主流の激戦マーケットなのか? いま、Urbalyticsは正式に【賃料計算ツール】をリリース。エリアや個別物件の 実際の賃貸収益ポテンシャル を可視化します! 1、機能紹介 | 実データで語る賃料評価ツール Urbalyticsの賃料計算ツールは、プラットフォームが長期にわたり収集・分析している エ…

Urbalyticsガイド・事例
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Urbalytics新機能:この物件は黒字か赤字か?キャッシュフロー・シミュレーションで即判断

Urbalytics新機能:この物件は黒字か赤字か?キャッシュフロー・シミュレーションで即判断

日本で不動産投資を行ううえで、恐れるべきは「高く買ってしまうこと」ではなく、「試算を誤ること」です。初めて参入する投資家の中には、賃料収入だけを見て衝動的に購入し、長期運用に潜むコストやキャッシュフロー負担を見落として、購入後に後悔するケースが少なくありません。案件の実質リターンをより科学的に評価いただくため、 Urbalytics キャッシュフロー・シミュレーション(Cash Flow Simulation)機能を正式リリースしました! なぜキャッシュフロー・シミュレーションが重要なのか? キャッシュフロー(Cash Flow)は、不動産案件が「持続可能か」を左右する中核です。表面利回りがどれほど高く見えても、返済負担が重い、賃料が逓減する、税負担が大きいといった要因により、投資家が赤字キャッシュフローに陥り…

Urbalyticsガイド・事例
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Urbalytics「建築再開発計画マップ」機能公開:地域の再開発情報を一目で把握

Urbalytics「建築再開発計画マップ」機能公開:地域の再開発情報を一目で把握

1. なぜ「建築開発計画」は地域価値評価において無視できない重要な要素なのか? 日本の不動産市場は歴史と活力が共存するダイナミックな市場であり、新しいビルと古い住宅が隣り合うことで生き生きとした街区が形成されています。日本で進む都市再開発に伴い、インフラ、新築建物、人口の流動により地域価値は大きく変化します。その中で、街の更新を促し地域に構造的な影響を与える推進力の一つが「建築開発計画」です。 建築開発計画とは、老朽化した市街地を体系的に再整備・再構築する取り組みを指します。その目的は土地利用効率や安全性の向上に留まらず、地域の機能とイメージを再定義することにあります。再開発による変化は主に以下の点に現れます: 古い建物の解体と、現代的な住宅や商業施設の導入; 交通整備の改善による通勤・通行の効率化; 緑地や公…

Urbalyticsガイド・事例
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浅草から読み解く東京の旅館・民泊投資:過熱する市場の中でこそ、冷静な価値判断に立ち返る

浅草から読み解く東京の旅館・民泊投資:過熱する市場の中でこそ、冷静な価値判断に立ち返る

浅草寺は東京都台東区に位置し、日本で最も古く、かつ著名な仏教寺院の一つです。東京の文化的象徴であり観光のランドマークとして、毎年数千万人の来訪者が参拝・観光・日本の伝統文化体験に訪れます。寺前の雷門の大提灯は、今や訪日客の定番撮影スポットです。日本の観光産業が本格回復するなか、浅草エリアの宿泊需要は急増し、旅館・民泊市場は活況を呈しています。旅館業許可付き物件の価格も高値更新が続いています。 一、日本の観光回復と浅草の過熱感 近年、世界的な観光需要の回復に伴い、日本は有力な渡航先の一つとなっています。2024年の日本の訪日外国人は過去最高の3,686万人に達し、コロナ前の2019年(3,190万人)を約16%上回りました。首都であり主要ゲートウェイである東京には多くの旅行者が集まり、その中でも著名なランドマーク…

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