Urbalyticsロゴ Urbalytics
Blog

関連記事

船堀の築34年の社員寮を80戸の賃貸へ改修、賃料は新築にどこまで近づくか

船堀の築34年の社員寮を80戸の賃貸へ改修、賃料は新築にどこまで近づくか

船堀駅近くの築34年の旧社員寮が、解体せずに80戸の賃貸住宅と地下1階・地上1階の店舗に改修される。周辺で築古物件を保有するオーナーが見極めたいのは、耐震性能や設備を新築並みに改修したとき、賃料が新築にどこまで近づくかだ。それによって、建て替えではなく改修を選ぶことで見込む増収を、実際に得られるかが決まる。 船堀駅徒歩3分、社員寮を賃貸80戸と店舗11区画へ 健美家の2026年11月2日の現地報道によると、この旧社員寮は都営新宿線の 船堀駅徒歩3分 に位置し、敷地面積は約 2,340㎡ 、SRC造の地下1階・地上6階建て。改修後は地下1階と地上1階を店舗とし、計 11区画 のうち4区画でテナントが決まっている。2階以上は 80戸 の賃貸住宅となり、内訳は1LDKが38戸、2LDKが32戸、3LDKが10戸。間取…

エリア・物件スポットライト
李瀟
大江戸線の練馬延伸:2040年の三駅、今日の賃料はまだ織り込んでいない

大江戸線の練馬延伸:2040年の三駅、今日の賃料はまだ織り込んでいない

練馬区は2026年10月1日に「大江戸線延伸――沿線まちづくりデザイン」を公表した。計画で暫定とされた駅は、土支田、大泉町、大泉学園町の三駅で、開業の目標はおよそ2040年である。投資家にとって肝心なのは、開通するかどうかではない。駅ができるまでの十数年のあいだに、賃料や利回りへすでに上乗せされた分があるかどうかだ。今日の募集データが示す答えは、現時点では見当たらない、というものである。 計画で決まったことと、まだ決まっていないこと 練馬区が公表した設計と報道によると、決まっているのは次の点である。暫定駅三駅の位置、およそ2040年という開業目標、区が積み立てている延伸基金(2025年度末で約125億円、2026年度は報道によればさらに約30億円を積み増し)。道路では、補助230号線の用地取得率が約73%である…

エリア・物件スポットライト
羅興開
久留里線の一部区間は運転再開せず、沿線賃貸の交通条件をどう見直すか

久留里線の一部区間は運転再開せず、沿線賃貸の交通条件をどう見直すか

久留里線の一部区間で鉄道運行が再開されないことになった。沿線の賃貸住宅では、入居者が日々実際に利用できる移動経路を改めて確認する必要がある。 本来はまだ数か月残されていた鉄道との別れまでの期間が、大雨によって早まった。君津市は10月23日、久留里―上総亀山間の路盤被害が甚大で、復旧には着工から約半年を要する見込みのため、鉄道の運転再開を断念すると発表した。10月25日には、楽待が沿線交通の問題としてこの変化を報じた。 賃貸住宅の所有者にとって、今回の変化は募集時の説明と収支の前提に関わる。従来の駅から物件までの距離は数分のままでも、入居者が学校や病院、職場へ向かう経路は変わっている可能性がある。 「駅徒歩」の表示が変わらなくても、従来の交通条件が維持されているとは限らない。 予定されていた廃止と、今回の運転再開…

エリア・物件スポットライト
李瀟
Author

羅興開の他の記事

新宿中央公園北西側に39階建て計画:周辺の賃貸物件をどう評価するか

新宿中央公園北西側に39階建て計画:周辺の賃貸物件をどう評価するか

新宿中央公園北西側の街区更新の具体案が示されたが、周辺の賃貸物件の評価は、あくまで現時点の賃貸収入から組み立てるべきだ。 新宿中央公園の北側、高層ビル群の狭間にある街区で再開発が予定されている。健美家が10月21日に報じた計画で、新宿区が公表した9月4日の景観まちづくり審議会資料には、建物規模と予定スケジュールが示されている。 計画には 地上39階、約160メートル の複合棟が含まれる。住戸の下層に商業・オフィスを配し、建物外周には緑化と歩行・滞留のための空間を設ける。周辺で賃貸物件を保有するオーナーにとっては、入居者が日々通る動線がどう変わるのか、新築棟がどのような既存物件と競合するのかを確認したい。 着工前の計画は、どこまで進んでいるか 事業名は「(仮称)西新宿六丁目西・新宿中央公園北西地区第一種市街地再開…

エリア・物件スポットライト
羅興開
門前仲町で780戸の開発計画:既存ファミリー賃貸への影響をどう見るか

門前仲町で780戸の開発計画:既存ファミリー賃貸への影響をどう見るか

門前仲町の新街区は分譲、シニア向け賃貸、日常の買い物を同一ブロックに集約。周辺賃貸の機会は、対象顧客と日常動線ごとに分けて評価する必要がある。 執筆:羅|情報確認日:2026年10月16日 780戸が越中島に供給、まずは各セグメントの対象を整理 野村不動産は10月16日、「TOKYO BLUE LINC」の全体開発計画を公表した。所在地は江東区越中島一丁目。東京科学大学が保有する約1.7haの土地を活用し、分譲住宅、シニア向け賃貸住宅、商業施設を一体的に整備する。周辺オーナーにとっては、具体的な競合条件が目の前に現れた格好だ。入居検討者は新街区の間取り、共用施設、買い物利便と、既存住宅の月額負担を直接比較できるようになる。 総計 780戸 のうち、「Proud City 門前仲町」が 667戸 (このうち非分譲…

エリア・物件スポットライト
羅興開
六本木五丁目西地区の段階的再開発:周辺の賃貸物件は評価にどの年度を織り込むべきか?

六本木五丁目西地区の段階的再開発:周辺の賃貸物件は評価にどの年度を織り込むべきか?

六本木五丁目西地区の計画では、段階的な整備スケジュールが示されている。主体工事は2032年度竣工予定、F地区の文化施設は2031年度竣工予定だ。周辺の賃貸物件をどう評価するかは、新施設が入居者の日常動線にどう接続されるか、そして待機期間の収入が取得価格を支えられるかにかかっている。 執筆:羅|データ検証基準日:2026年10月15日 計画に具体的なタイムラインが出ても、周辺物件は同一年度で一律評価できない 六本木五丁目西地区の変化は、超高層の外形から、周辺街路との接続のされ方へと議論が広がっている。健美家の本日の記事は、F・G地区と主体再開発の連動を論じ、港区議会の公開資料は交通・歩行・文化交流機能を同一の計画図上で示している。 港区の9月2日付資料では、主体再開発は 2027年度着工、2032年度竣工 、F地…

エリア・物件スポットライト
羅興開

Urbalyticsを今日から使い始めましょう

登録は10秒、クレジットカード不要。過去の売出・価格改定履歴を今日から無料で確認できます。

収録期間
10年+
トラッキング物件数
550万件
対応エリア
一都三県
対応種別
マンション・一棟収益・戸建て・土地